ウクレレをディスプレイしよう!【後編】 [音楽/ギターetc.]
それでは、いよいよやり方を説明していきます!
①板に石膏ボード用フックを引っ掛ける穴をあける
最初にして、最大の難関がココ。
家にあった適当な板を加工することにしました。
板の裏にフックを引っ掛けられるような金具をつけようかとも考えましたが、それだと板と壁との間にその金具分の隙間が開くことになるので不安定で嫌だなと思いやめました。板の上の部分に金具でもいいかなと思いましたが、それは露骨に吊ってるのが見えちゃうのでやめることにします。
結論としては、板に穴をあけてフックを埋め込むような仕組みにすることにします。
家にあった板のサイズは450×120×18mmのパイン集成材でした。そのまま使います。
板はなんでもいいと思いますが、フックの耐荷重量が5kg。これを二つ使う計画なので10kgです。なので、あまり重たい板は避けた方がよろしいかと思います。特にエレキギターなんかは重いですから、そういう用途の場合は尚更注意して下さい。
穴はドリルであけるわけですが、この時フックの形になるようにななめに角度をつけました。
これの両サイドに穴をあけますのでまずは位置を決めます。
フックはこれです。ピンを刺すとこだけ板からはみ出るように穴をあけます。
さらにフックの厚みがありますから、板の方にくぼみをつけました。これもドリルでチマチマやりました 笑
フックがピッタリ入るようになりました!
②壁にフックを取り付ける
ここはそんなに問題ないかと思いますが、ポイントとしては壁の柱を外して石膏ボードに打ち付けること。石膏ボード用のピンですからね。
柱の探し方は専用の工具を使うってのが一番確実ですが、うちにはないので、壁を手で叩いて音で判断。叩いた時にドンドンと硬く鈍い音の場所は柱。逆にポコポコとなんとなく空洞があるかな?って感じの軽くスカスカした音の場所が石膏ボードです。
…この説明でわかるかな?笑
フックに板をかけながら傾きなど確認しつつピンを打つ位置を慎重に探して決めたら、フックをテープで仮固定してピンを打ちます。コインなど硬いものでピンをブスっと押し込めばOK。このフックは3本のピンで固定です。
これで板をとりあえずぶら下げられるようになりました。
しかしこれでは終わりません。この板は裏板として使用します。
次に市販のギターハンガーを取り付ける工程です。
③表板の作成
裏板の準備が整ったら、表板と言いますか、化粧板を作っていきます。
パイン集成材も悪くないんですが、ちょっとオシャレさが足りませんね。
しかも少し薄いのです。購入したギターハンガーのビスの方が板の厚みより長いため貫通してしまう…
そこで用意したのがこれ。
サーモンウッドというもので、主にウッドデッキやプランターなどに使用されるものです。防腐剤が塗られてるのでしょうか?いい感じの色ですよね。
簡単に言えばこれを先ほどの裏板に貼り付け、二枚重ねにして使うことにします。
サイズは500×150×12mmで裏板より少し大きめです。
少し大きめにすることで裏板を完全に見えなくし、また、少しだけ顔を出してしまってるフックまで隠れるというわけです。
両サイドには18mm幅にカットしたものも用意し、裏板が横から見えないように貼りました。
貼り付けはボンドで大丈夫です。あとでギターハンガーの長いビスを打ちますので、それでしっかり固定されます。
④ギターハンガー取り付け
さぁ、いよいよ仕上げ。ここは問題ないでしょう。念のためもう一度ビスの長さが板より短いか確認した後、取り付けの位置を決めます。
今回は2個つけるので、500mmを4で割り端から125mmの位置につけることにしました。
板が割れないよう、ドリルで穴をあけてからネジを入れましょう。
これで完成です!!
フックにもしっかり引っ掛けられました!
上部しか固定してないので多少はガタつきますが、重さに耐えられないという事もなく、安定してます。
フックも見事に隠れて打ち付けてあるみたいでしょ?
いい感じにできました!
最後に今回の材料とかかった費用を紹介しておきますね。
・パイン集成材(450×120×18mm)…タダ
・サーモンウッド(500×150×12mmと18×150×12mmを2個)…750円
・ギターハンガー(2個)…650円
・石膏ボード用フック(2個)…100円
合計:約1600円
手軽なコストでリビングの空間が少しオシャレになりました。
ウクレレをディスプレイしよう!【前編】 [音楽/ギターetc.]
どうも!
ウクレレネタでもう一つ書けそうなので書いてみます。
どうぞお付き合い下さいませ。
※長くなるので2回にわけます。前編は余談みたいな話です。さっさと本題に入りたい方は後編をご覧ください。
初めから脱線しますが、僕のブログ、決して多くはありませんが割と見てくれている人がいるみたいです。
で、どういう記事に興味を持ってくれているのだろう?とアクセス解析を見てみると、圧倒的にDIYやHOW TO系の記事に関心をお持ちの方が多い様子。
僕が情報を集め、試行錯誤してきたのと同じように、方法を探してネットの海を彷徨い、ここに流れ着く方々がいるのでしょうね。なるほど。納得できます。
僕の記事を参考にして下さり、トライしてみようと思う!といったコメントを頂いたりすると正直、素直に嬉しくなります。
さて、話を元に戻しますが、そんなわけで今日はDIYネタをアップしますね。
結構同じ悩み抱えてる人多いんじゃないかな〜と思う話なので、よかったら参考にしてみて下さいね〜
今回やろうと思うのは、ウクレレの壁掛け。
はじめに結果をお見せしておきますが、今回はこういうのを作りたいと思います!
以前の記事でウクレレは手軽に弾けるところがいい!と書きましたが、すぐ手に取れるようリビングに置いておくのに、どうせなら楽器屋さんみたいに飾りたくなったのです 笑
で、どうやろうかな〜と考えた時、事をややこしくする2つの問題が…
①壁が石膏ボードであるため、ネジが打てない(ネジではアンカーもが打たなければ石膏ボードがボロボロ崩れてきてしまう)
②釘など何か打つにしても、撤去する可能性があるので、なるべく穴を開けたくない(数は少なく、極力穴が目立たない方法をとりたい)
以上の条件をクリアしつつ、なるべくコストをかけないでできる方法をいろいろ探してみましたが…なかなか納得のいく方法は見つからず…
仕方ないので自分の頭でいろいろ考えてみました!!
ちなみに、普通は石膏ボードの壁でも一定間隔で柱が入っているので、そこを狙ってネジを打つ。これで解決だと思います。
ただ、僕の場合②の条件の方にウェイトを置きたいので、それはなし。
極力穴を小さくできる石膏ボード用のフックを使うことにします。
この方法なら賃貸の方でもありかもしれませんよ?穴が小さくて済むので問題にならないか、埋めて誤魔化すのも難しくありません。
※もちろん大家さんと相談したり、やる場合は自己責任でやって下さいね。
それではまず、今回の計画を説明しましょう!
まず、ウクレレの掛け方ですが、ギターハンガーと呼ばれるギター用のフックを購入し板に打ち付けることにします。
そして、その板を壁に取り付けるわけですが、今回は条件がありますので、そこをクリアすべく、石膏ボード用フックで板を吊るような仕組みにしたいと思います。
それでは詳しいやり方は後編で!!笑
ウクレレの弦交換 [音楽/ギターetc.]
連続の更新となりましたが、ウクレレの話をもう少ししますね。
EJ53C
ブラックナイロン
今日は弦交換の話です。
買ってからまだ全然たってないんだけど、弦を交換してみました!
ウクレレって色のついた弦とかあるじゃないですか。
素材もいろいろで、まぁ音色もいろいろ違ってくるみたいで、こだわりだしたらキリがなさそうな感じです。
で、僕の場合は「黒、カッコよくね?」ってことで替えました。
えぇ。これだけの理由です 笑
思いついちゃったら一刻も早く黒にしてみたくなっちゃって、早速Amazonで注文。
買ったのがこちら。
D'AddarioEJ53C
ブラックナイロン
んで、弦交換の方法をいろいろ調べたんですが、詳しく書かれているサイトがそう多くないっていうのと、ギターとは少し勝手が違ったので、以下、備忘録がてら書いておこうと思います。
ギターと違うのは主にブリッジ側ですね。
ギターは引っ掛ければいいようにギターの方もそういう構造になっているし、弦の方もそうなっています。
ところが僕のウクレレは編むようにして固定するみたいです。
ほら、引っかかるとこが付いてない。
なので、そのやり方だけ書いておきます。
①弦をブリッジの穴に通す
②ブリッジ側の弦をネック側に持ってきて、手前側から下にくぐらせる
③くぐらせた弦を今度は上から手前に持ってきて、輪の中に通す
④もう一度ぐるっと手前に持ってきて、輪の中に通す
⑤両側に引っ張る。ちゃんと編めていればすーっと結び目がブリッジに寄っていきます。
ペグ側は穴に二回通す感じで巻いてみました。
ギターみたいに折り目をつけてガッチリやろうとしたけど、ナイロンだからなかなか折り目とかがつかなくて意味なさそう。
二回通しで特に問題なさそうなのでOKでしょう。
で、両側共余分なところは切るわけですが、ブリッジ側はとなりの弦の輪っかに通してブリッジに這わせるとカッコいいみたい。
わかりますかね?こんな感じにどちらかの端に寄せてまとめてカットするとカッコいいっぽい。まぁ一本ずつ切っても良さそうですがね。
見よう見まねでやってみました。
となりの輪っかに通して
となりを締める
そのまたとなりに今度は2本通して…
こんな感じに順番にやってくわけですね。そしてまとめてカット。
4本目は長さが足りず、曲がってくれないので独立してますが、それは元のもそうなのでいいってことで…
これで完成!
見事にカッコよくなりました!!
よかったら参考にして下さい。
ん?音?
音の違いはあんまりわかりません 笑
気持ち大人しめなサウンドになったかな??笑
ウクレレ、はじめました。 [音楽/ギターetc.]
またしても久しぶりの更新となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、ウクレレはじめました 笑
その経緯について話すと長くなる上にたいして面白くはないんですが…まぁ早い話が、娘のためにオモチャみたいなウクレレをブックオフで480円で買う→娘はたいして関心なし→結果、自分のオモチャになる→普通に楽しくなっちゃう→ちゃんとしたやつが欲しくなる→買う。
そういう話です 笑
購入にあたって、鎌倉でやってた頃にお世話になった小川コータさんのアドバイスなんかももらいながら、KALAのコンサートサイズのものを購入しました。ちなみにピックアップ搭載モデルなんでいつでもライブやれるぜ!(予定ないけど…)
[KALA]
エキゾチックマホガニーシリーズ
KA-CEME
コンサートサイズはいわゆる普通のサイズのソプラノより一回り大きいサイズで、ギターに慣れてる人にとっては弦が押さえやすい感覚です。
音も少しふくよかな感じ。ウクレレ特有のコロコロ感(?)は残しつつ、あったかい感じもあります。
ウクレレの良さって、まぁ人によっていろいろあるんだろうと思うけど、一番は手軽さかなって僕は思います。
今回ハマっちゃったのも、ギターほどボディも音も大きくなくて気軽にに弾けるからってのが大きいと思います。
最近は仕事と子育てに追われて、ギターを鳴らせる時間にギターを手にするタイミングがなかなかないのです。。
そういった点でウクレレは音も小さいし、リビングの傍に置いておいても邪魔になりにくいからいつでも手軽に手にとることができる。忙しい中でも少し音楽に触れて、ちょっと一息つける。
ここが気に入りました。
音色も優しいしね。
そういえばだいぶ前に安いウクレレを買ったことがありました。でもその時はギター弾きまくってた時期で、一緒にバンドやる仲間とかもいたから、全然魅力に気がつかず人に譲ってしまいました。
上に書いたようなことを感じるような生活スタイルではなかったから、魅力に気づかなかったんだね。
ここにきて、また新たな音楽の楽しみ方に出会いました。
しばらく愛用して楽しませてもらおうと思います。
HOPE [音楽/ギターetc.]
もう半年近く前になりますが、実は新作ミニアルバム「HOPE」を完成させました!
今回は前作を作った時ほどいろいろな意味での余力がなく、わずか6曲という内容ではありますが、その分一曲一曲を丁寧に時間をかけて作った自信作です。
制作中、ベースの森ちゃんとの共同作業が難しい状況になり一人での闘いになったため何度か挫折しかけましたが、なんとかカタチにすることができました!
今作のコンセプトはタイトルの通り「HOPE(希望)」です。
この言葉の捉え方は人それぞれだと思います。夢が溢れるような希望もあれば、苦境の中で見出す微かな希望かもしれません。また、それらがどこに向くものなのかや、イメージされる映像なども様々だと思います。
そんな「HOPE」を僕なりに6つの楽曲という形でそれぞれ違った角度から、違った切り口で表現してみたつもりです。
もしご興味があれば、是非一度聴いていただけたらと思います。
今作は販売の意思は皆無で、SoundCloud(https://m.soundcloud.com/selfishcrew/sets/hope)にて全曲フルで視聴とダウンロードが可能になっております。
また、枚数限定で紙ジャケットタイプのCDも用意しました。ジャケットの写真は保育士仲間でもありフォトグラファーとしても活動している森山嘉久さんに提供して頂きました。欲しい方には喜んで差し上げますのでご一報下さいませ。
最後に、今作の制作に協力してくれた仲間と、活動を様々な形で応援してくれた友人に厚く御礼申し上げます。
どうもありがとう!!
Selfish Crew
1st mini album「HOPE」
<収録曲>
1.加速
2.ルピナス
3.一輪
4.なみだ
5.流星
6.朝焼け
楽器のメンテナンスって大事 [音楽/ギターetc.]
立て続けに更新です。
今回は楽器のメンテナンスの話。
実は前回のベースの話には続きがありましてね。
あのベースを買ったのが12月の頭。
その後、毎日練習して、だいぶ課題曲は弾けるようになったんです。
そこで気がついたのですが、なんだか2弦の音圧だけが弱い。
初めは気がつかなかったんですが、例の友人と合わせたりもして、2弦だけが埋もれてしまっていることを確信しました。
さらに、3弦を弾く時だけ弦がピックアップに当たってバチバチいっちゃいます。。
いずれも理由はいくつか考えられます。
・ピックアップの感度が悪い
・弦高が合っていない
・ピックアップの高さが合っていない
・弾き方が悪い
・弦が古い(悪い)
おそらくは上の3つだと思いますので、まずはピックアップの感度をチェック。
アンプにつなげたままドライバーの先端でピックアップをコツコツ叩いて音を拾っているか確認します。
で、これは大丈夫。
均等に拾っていると思われます。
それでは弦高とピックアップの高さ。
特に3弦はこのどちらかではないかと思い、軽く自分で調整。
すると・・・
まさかの悪化・・・(苦笑)
いや、よくあるパターンですよね。。楽器やる人はきっと経験があるはず。。
その後も試行錯誤しますが、弦高を下げれば弦が指板に当たってビビり、上げれば2弦の音が小さくなり。。
ピックアップを上げてみれば3弦がピックアップにバチバチ当たってしまいます。。
もうこれはどうにもならん!というわけで、これを買った御茶ノ水の楽器屋さんに持って行きました。
店員さんの見解では、ピックアップの下に敷いてあるスポンジの高さもマズイのではということ。
ピックアップの下にスポンジが敷いてあるなんて初めて知りました!
確か僕のテレキャスターやレスポールスペシャルなどはなかったんじゃないかな・・・?自信ないけど。。
で、開けてみると案の定スポンジがおかしな形に変形していて、ピックアップの高さ調節とバランスに制限がかけられているような状態でした。
そのスポンジを削ってフラットにしてくれ、さらに僕も原因として疑った弦高なども「見た感じ、標準より低いセッティングになっているので調節し直します」とのこと(あ、それはおれがいじっちゃったからかも・・・汗)。ついでに「若干ガリも出ているから見ときます」って(それもおれが無理矢理トーンノブをグイッと回した時からだ・・・汗)。
余計な仕事増やしてスミマセン。。
昼メシにラーメンを食いに行ったり、買う気のないギターを試奏したりして待つこと1時間ちょい。
完了しましたとの連絡。
お店に戻り調整されたベースを鳴らしてみると・・・
すげぇ!!
問題点が完璧に解消されている!!
すげぇよ!ホントに!
ありがとうごさいます!!!
いや、楽器屋の店員なんてどうせアルバイトとかで、リペアマンでもなんでもないんだろうから、難しい調整はできないだろうと正直期待していなかったのです。
でもこの結果!
しかもタダ!(笑)
で、その店員さんが「もっとちゃんと調整してからお渡しすればよかったんですが・・・すみませんでした」と謝ってくれました。
そうそう、前回書かなかったのですが、実はこのベース、前のオーナーがお店に売却した次の日に僕が訪れて購入したのです。
プライスタグもさっき作ったばっかってタイミングで買ってったんです。
だから、ネックやフレット、電気系統などの簡単なチェックはしたけれど、細かいとこまではまだ見きれていなかったということだったのでしょう。
しかしまぁ、今回こういう形で自分が気になるポイントを徹底的に直して、自分が弾きやすいように調整してもらえて結果としてはこれでよかったよ。うん。
若干弦高が上がった分、弦のテンションがきつめになって音がタイトな感じに変わっちゃったけど、それもまたいいかな。
とにかく店員さんホントありがとう!!
ところで、こんな一件があって、ギブソンのアコギの状態も気になりました。
こちらは普段から気をつけていて、新居に越してから少しだけネックが順反りしてきている様子だったので、これまで張りっぱなしだった弦は緩めるようにしていたんですが、いまだに直らないんですよね。。
なので、こんな時のためにネックに仕込まれているトラスロッドという鉄の棒を回すことによって矯正することにしました。
しかし問題が発生!!
ギブソンのアコギはトラスロッドを回すとこの形状が普通のアコギとちがーーーう!!
これが僕のギブソン。
こちらが一般的なアコギ。
ほらね。普通はメスなので六角レンチで回せるんだけど、ギブソンはオス。
しかも普通は付属品として六角レンチが付いてくるんだけど、ギブソンには何もついてこなかった。。
困ったな。
調べてみるとボックスレンチとかソケットレンチと呼ばれるやつが必要。サイズは5/16インチ(8mm)。
と、いうわけで早速ホームセンターで購入。
やれやれ。。
さて、やるか!
トラスロッドは時計回りで順反りを補正。反時計回りで逆反りを補正です。
現状ほんのちょっとの順反りなので、慎重にほんの少しずつ回します。これ、本当にちょっとで違いが出ますし、回しすぎると最悪割れたりしますから気をつけて。。
しっかり定規で測りながら適正といわれる高さに設定できました。
ちなみにですが、ネックがまっすぐか確認するためには1フレットと最終フレットを押さえて、フレットと弦の隙間がほんの紙1、2枚分空くくらいがちょうどいいらしいです。最終フレットを押さえる時小指を使うと親指が12フレットあたりにとどくので少したたいてやると隙間が空いてるかわかります。
調整後。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ほんの少しだけ隙間があります。ネックまっすぐです。
これが普通に弦とフレットが当たっちゃうと逆反り気味。隙間が空きすぎの場合は順反りですね。
ただ、ネックはねじれたりもするので、ヘッド側やボディ側から目視で確認することも大事です。この場合指板に映る弦の影がまっすぐかどうかで判断できますよ。
また、弦高はネックだけの問題ではなく、サドルの高さにもよります。
何も押さえない状態で12フレットがどのくらいが空くか見るのがいいみたい。6弦で2.5mmくらい、1弦で2mmくらいがいいらしいです。
調整後。おおむね2.5mmということで良いでしょう。
ネックはまっすぐなのに、弦高が高い場合はサドルを削るしかないらしく、これは素人がやると危険っぽいです。楽器屋さんにお願いした方がよさそうですね。
弦高については好みもありそうですが、確かにこのくらいが弾きやすく、ビビりもなくていい感じです。
幸い僕のギブソンはネック調整だけで適正な弦高に戻りましたので、とりあえずこれでいいでしょう!
今回は弦高をはじめとした楽器の調整についての記事でした。
弾きやすさや音にも関わってくる大事なポイントです。
チェックしてみて、できるなら自分で調整してみてもいいし、難しい部分は素直に楽器屋さんに相談するといいと思いますよ〜
今回は楽器のメンテナンスの話。
実は前回のベースの話には続きがありましてね。
あのベースを買ったのが12月の頭。
その後、毎日練習して、だいぶ課題曲は弾けるようになったんです。
そこで気がついたのですが、なんだか2弦の音圧だけが弱い。
初めは気がつかなかったんですが、例の友人と合わせたりもして、2弦だけが埋もれてしまっていることを確信しました。
さらに、3弦を弾く時だけ弦がピックアップに当たってバチバチいっちゃいます。。
いずれも理由はいくつか考えられます。
・ピックアップの感度が悪い
・弦高が合っていない
・ピックアップの高さが合っていない
・弾き方が悪い
・弦が古い(悪い)
おそらくは上の3つだと思いますので、まずはピックアップの感度をチェック。
アンプにつなげたままドライバーの先端でピックアップをコツコツ叩いて音を拾っているか確認します。
で、これは大丈夫。
均等に拾っていると思われます。
それでは弦高とピックアップの高さ。
特に3弦はこのどちらかではないかと思い、軽く自分で調整。
すると・・・
まさかの悪化・・・(苦笑)
いや、よくあるパターンですよね。。楽器やる人はきっと経験があるはず。。
その後も試行錯誤しますが、弦高を下げれば弦が指板に当たってビビり、上げれば2弦の音が小さくなり。。
ピックアップを上げてみれば3弦がピックアップにバチバチ当たってしまいます。。
もうこれはどうにもならん!というわけで、これを買った御茶ノ水の楽器屋さんに持って行きました。
店員さんの見解では、ピックアップの下に敷いてあるスポンジの高さもマズイのではということ。
ピックアップの下にスポンジが敷いてあるなんて初めて知りました!
確か僕のテレキャスターやレスポールスペシャルなどはなかったんじゃないかな・・・?自信ないけど。。
で、開けてみると案の定スポンジがおかしな形に変形していて、ピックアップの高さ調節とバランスに制限がかけられているような状態でした。
そのスポンジを削ってフラットにしてくれ、さらに僕も原因として疑った弦高なども「見た感じ、標準より低いセッティングになっているので調節し直します」とのこと(あ、それはおれがいじっちゃったからかも・・・汗)。ついでに「若干ガリも出ているから見ときます」って(それもおれが無理矢理トーンノブをグイッと回した時からだ・・・汗)。
余計な仕事増やしてスミマセン。。
昼メシにラーメンを食いに行ったり、買う気のないギターを試奏したりして待つこと1時間ちょい。
完了しましたとの連絡。
お店に戻り調整されたベースを鳴らしてみると・・・
すげぇ!!
問題点が完璧に解消されている!!
すげぇよ!ホントに!
ありがとうごさいます!!!
いや、楽器屋の店員なんてどうせアルバイトとかで、リペアマンでもなんでもないんだろうから、難しい調整はできないだろうと正直期待していなかったのです。
でもこの結果!
しかもタダ!(笑)
で、その店員さんが「もっとちゃんと調整してからお渡しすればよかったんですが・・・すみませんでした」と謝ってくれました。
そうそう、前回書かなかったのですが、実はこのベース、前のオーナーがお店に売却した次の日に僕が訪れて購入したのです。
プライスタグもさっき作ったばっかってタイミングで買ってったんです。
だから、ネックやフレット、電気系統などの簡単なチェックはしたけれど、細かいとこまではまだ見きれていなかったということだったのでしょう。
しかしまぁ、今回こういう形で自分が気になるポイントを徹底的に直して、自分が弾きやすいように調整してもらえて結果としてはこれでよかったよ。うん。
若干弦高が上がった分、弦のテンションがきつめになって音がタイトな感じに変わっちゃったけど、それもまたいいかな。
とにかく店員さんホントありがとう!!
ところで、こんな一件があって、ギブソンのアコギの状態も気になりました。
こちらは普段から気をつけていて、新居に越してから少しだけネックが順反りしてきている様子だったので、これまで張りっぱなしだった弦は緩めるようにしていたんですが、いまだに直らないんですよね。。
なので、こんな時のためにネックに仕込まれているトラスロッドという鉄の棒を回すことによって矯正することにしました。
しかし問題が発生!!
ギブソンのアコギはトラスロッドを回すとこの形状が普通のアコギとちがーーーう!!
これが僕のギブソン。
こちらが一般的なアコギ。
ほらね。普通はメスなので六角レンチで回せるんだけど、ギブソンはオス。
しかも普通は付属品として六角レンチが付いてくるんだけど、ギブソンには何もついてこなかった。。
困ったな。
調べてみるとボックスレンチとかソケットレンチと呼ばれるやつが必要。サイズは5/16インチ(8mm)。
と、いうわけで早速ホームセンターで購入。
やれやれ。。
さて、やるか!
トラスロッドは時計回りで順反りを補正。反時計回りで逆反りを補正です。
現状ほんのちょっとの順反りなので、慎重にほんの少しずつ回します。これ、本当にちょっとで違いが出ますし、回しすぎると最悪割れたりしますから気をつけて。。
しっかり定規で測りながら適正といわれる高さに設定できました。
ちなみにですが、ネックがまっすぐか確認するためには1フレットと最終フレットを押さえて、フレットと弦の隙間がほんの紙1、2枚分空くくらいがちょうどいいらしいです。最終フレットを押さえる時小指を使うと親指が12フレットあたりにとどくので少したたいてやると隙間が空いてるかわかります。
調整後。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ほんの少しだけ隙間があります。ネックまっすぐです。
これが普通に弦とフレットが当たっちゃうと逆反り気味。隙間が空きすぎの場合は順反りですね。
ただ、ネックはねじれたりもするので、ヘッド側やボディ側から目視で確認することも大事です。この場合指板に映る弦の影がまっすぐかどうかで判断できますよ。
また、弦高はネックだけの問題ではなく、サドルの高さにもよります。
何も押さえない状態で12フレットがどのくらいが空くか見るのがいいみたい。6弦で2.5mmくらい、1弦で2mmくらいがいいらしいです。
調整後。おおむね2.5mmということで良いでしょう。
ネックはまっすぐなのに、弦高が高い場合はサドルを削るしかないらしく、これは素人がやると危険っぽいです。楽器屋さんにお願いした方がよさそうですね。
弦高については好みもありそうですが、確かにこのくらいが弾きやすく、ビビりもなくていい感じです。
幸い僕のギブソンはネック調整だけで適正な弦高に戻りましたので、とりあえずこれでいいでしょう!
今回は弦高をはじめとした楽器の調整についての記事でした。
弾きやすさや音にも関わってくる大事なポイントです。
チェックしてみて、できるなら自分で調整してみてもいいし、難しい部分は素直に楽器屋さんに相談するといいと思いますよ〜
Fender Japanのジャズベ [音楽/ギターetc.]
だいぶ寒くなってきましたね。
気が付けばもうすぐクリスマス、そしてお正月じゃぁありませんか!
どこもかしこもクリスマスセールだの、歳末決算バーゲンだの、やたらと購買意欲をかきたてられるこの季節。私もまた買い物しちゃいました。。
タイトルの通りです。
今度はベース!!!!
今日はそんな話を少し。
普段はギター弾きの私ですが、ときどきレコーディングなんかで使うのです。
これまでは弟に借りていたスティングレイの廉価モデルを使っていたんですが、これがまた図太いサウンド!
それはそれでいいのですが、もう少しこう、優しいというか、暖かみのある音がいいんだよなぁ〜・・・と、レコーディング中、サウンドメイクに苦労することもしばしばでした。
僕のつくる楽曲にはイマイチ合わないんですよね。単純に。
そんなわけで、スタンダードなジャズベースが欲しいと前々から思っていたわけです。
しかし、ベースの演奏を音楽生活のメインにすることはこれから先もまずないと思うので、なかなか一歩が踏み出せない。購入の動機があまりにも弱過ぎたのでなんとなく先送りにしてきました。
そんな折りに、都合良く(?)二つの話が舞い込みました。
①友人から「自分の結婚式で歌うので、アコギの弾き語りに色を添えてくれ」との依頼。ベースを弾いてくれとは一言も言われなかったが「それならベースだろ」と勝手に変換しました(笑)
②弟から「バンド組むことにしたからベース返してくれ」との要求。
つまり、手元からベースが消えてしまうが、演奏しなければならない場面が生まれたのです!!
来た。ついに来た!!
ベースを自分で買うときが来たのだ!!
とはいえ、前述の通りベースをメインにやっていく気はないので、コストはそこまでかけるべきではないでしょう。
初心者用みたいな安すぎるものは避け、中古で3万円くらいでなんとかならないかな?と、まずは近所の某有名リサイクルショップへ。
ねらいは当然ジャズベース。
本家のFenderやFender傘下のSquier、それからGrecoのふる〜いやつまでいろいろ。
その中で数本手にとり、鳴らしてみました。
自分はベースのことはよくわからなかったので、ネックの状態やフレットの残り具合、ガリの有無等、音の善し悪しとは別の部分を中心にチェックしました。
でもやはりそこはリサイクルショップ。さすがに状態が良いとはいえないものばかりで、もっと言わせてもらえば状態と価格を天秤にかけて釣り合わないものばかりだったので購入は諦めました。
でも、一つ収穫だったのは、やっぱりFenderと名のつくもので、そこそこ値段のするもの(そのお店で中古で5万くらい。でもネックはだいぶ厳しいもんがあった・・・)は音が良い。
当たり前かもしれませんが、ガラクタみたいなやつと比べてみたら断然良かった。芯のある低音だと感じました。それに、相方の森ちゃんが弾いてたものがFender Japanのジャズベースでしたから、なんとなく馴染みがあって、しっくりきたっていうのもあったと思います。
そこで後日御茶の水へ。
改めて“Fender Japanのジャズベース”を探しにいくことにしました。
正直この段階で予算3万円は無理だろうと思いつつ、それでもFender以外のいいものもあるかもしれないしと期待して出かけました。
何軒か回って、ベース専門のフロアがあるお店でいろいろ話を聞きました。
ジャズベースの誕生の話とか、使われている木材やパーツ、FenderといってもUSAとJapanでどう違うかとか、Fender Japanの中でもクラスが分かれていてその違いがどうとかこうとか・・・
まぁ長くなるのでこの辺にしておきますが、いろいろ話を聞いて、一本のベースを試奏させてもらうことにしました。
ベースはたいして弾けないので試奏するのもドキドキです(笑)
さっそく音を出してみて・・・
一発で決めました。これにしよって(笑)
だけど、予算を大きく上回る49800円(税抜き)。。
3万は無理と思っていたけど、ここまで出すのもな・・・他のお店はもっと安くあるかも。。
そんな迷いと、あとは値下げ交渉のためにも、いったんお店を後にし別の店をはしご。
でも、正直言って同じモデルのものは試奏したものが一番安く、他のベースも弾いてみたけれどやっぱりなんか違う。。
腹をくくるしかない!!
覚悟を決め、再度さっきのお店へ!
店員さんにもう一回試奏をお願いし、音を確認しながらもう少し安くならないか交渉。
他のお店はもう少し高かったから無理かな〜とも思ったけど、税込みで5万ぴったしでというのでそれで手を打ちました。
そして持ち帰ってきたのがこちら。
Fender Japan JB-62 サンバースト
シリアルから察するに、2007〜2010年頃生産のものでしょう。
これ、モデルも色もかつての相方、森ちゃんの所有していたものとまったく一緒(笑)
本当は色くらい別にしたかったんですが、気に入る色が他になかったので妥協です。
ま、ジャズベといったらこの色でしょ!ってくらいスタンダードな色なのでいいですよね。
それなりにお金出すことになっちゃいましたが、ベースはメインではないとはいえそれなりのもの買っとかないと後で後悔しそうなのでこれで良かったでしょう!!
そして早速練習開始。
結婚式でやる曲を慣れない指弾きでチャレンジ!!(これまではピックでしか弾いたことなかった)
そしたら、あっという間に中指の先が水ぶくれになりました(笑)
でもこのくらいでへこたれちゃいかん!!
練習あるのみですね!!
気が付けばもうすぐクリスマス、そしてお正月じゃぁありませんか!
どこもかしこもクリスマスセールだの、歳末決算バーゲンだの、やたらと購買意欲をかきたてられるこの季節。私もまた買い物しちゃいました。。
タイトルの通りです。
今度はベース!!!!
今日はそんな話を少し。
普段はギター弾きの私ですが、ときどきレコーディングなんかで使うのです。
これまでは弟に借りていたスティングレイの廉価モデルを使っていたんですが、これがまた図太いサウンド!
それはそれでいいのですが、もう少しこう、優しいというか、暖かみのある音がいいんだよなぁ〜・・・と、レコーディング中、サウンドメイクに苦労することもしばしばでした。
僕のつくる楽曲にはイマイチ合わないんですよね。単純に。
そんなわけで、スタンダードなジャズベースが欲しいと前々から思っていたわけです。
しかし、ベースの演奏を音楽生活のメインにすることはこれから先もまずないと思うので、なかなか一歩が踏み出せない。購入の動機があまりにも弱過ぎたのでなんとなく先送りにしてきました。
そんな折りに、都合良く(?)二つの話が舞い込みました。
①友人から「自分の結婚式で歌うので、アコギの弾き語りに色を添えてくれ」との依頼。ベースを弾いてくれとは一言も言われなかったが「それならベースだろ」と勝手に変換しました(笑)
②弟から「バンド組むことにしたからベース返してくれ」との要求。
つまり、手元からベースが消えてしまうが、演奏しなければならない場面が生まれたのです!!
来た。ついに来た!!
ベースを自分で買うときが来たのだ!!
とはいえ、前述の通りベースをメインにやっていく気はないので、コストはそこまでかけるべきではないでしょう。
初心者用みたいな安すぎるものは避け、中古で3万円くらいでなんとかならないかな?と、まずは近所の某有名リサイクルショップへ。
ねらいは当然ジャズベース。
本家のFenderやFender傘下のSquier、それからGrecoのふる〜いやつまでいろいろ。
その中で数本手にとり、鳴らしてみました。
自分はベースのことはよくわからなかったので、ネックの状態やフレットの残り具合、ガリの有無等、音の善し悪しとは別の部分を中心にチェックしました。
でもやはりそこはリサイクルショップ。さすがに状態が良いとはいえないものばかりで、もっと言わせてもらえば状態と価格を天秤にかけて釣り合わないものばかりだったので購入は諦めました。
でも、一つ収穫だったのは、やっぱりFenderと名のつくもので、そこそこ値段のするもの(そのお店で中古で5万くらい。でもネックはだいぶ厳しいもんがあった・・・)は音が良い。
当たり前かもしれませんが、ガラクタみたいなやつと比べてみたら断然良かった。芯のある低音だと感じました。それに、相方の森ちゃんが弾いてたものがFender Japanのジャズベースでしたから、なんとなく馴染みがあって、しっくりきたっていうのもあったと思います。
そこで後日御茶の水へ。
改めて“Fender Japanのジャズベース”を探しにいくことにしました。
正直この段階で予算3万円は無理だろうと思いつつ、それでもFender以外のいいものもあるかもしれないしと期待して出かけました。
何軒か回って、ベース専門のフロアがあるお店でいろいろ話を聞きました。
ジャズベースの誕生の話とか、使われている木材やパーツ、FenderといってもUSAとJapanでどう違うかとか、Fender Japanの中でもクラスが分かれていてその違いがどうとかこうとか・・・
まぁ長くなるのでこの辺にしておきますが、いろいろ話を聞いて、一本のベースを試奏させてもらうことにしました。
ベースはたいして弾けないので試奏するのもドキドキです(笑)
さっそく音を出してみて・・・
一発で決めました。これにしよって(笑)
だけど、予算を大きく上回る49800円(税抜き)。。
3万は無理と思っていたけど、ここまで出すのもな・・・他のお店はもっと安くあるかも。。
そんな迷いと、あとは値下げ交渉のためにも、いったんお店を後にし別の店をはしご。
でも、正直言って同じモデルのものは試奏したものが一番安く、他のベースも弾いてみたけれどやっぱりなんか違う。。
腹をくくるしかない!!
覚悟を決め、再度さっきのお店へ!
店員さんにもう一回試奏をお願いし、音を確認しながらもう少し安くならないか交渉。
他のお店はもう少し高かったから無理かな〜とも思ったけど、税込みで5万ぴったしでというのでそれで手を打ちました。
そして持ち帰ってきたのがこちら。
Fender Japan JB-62 サンバースト
シリアルから察するに、2007〜2010年頃生産のものでしょう。
これ、モデルも色もかつての相方、森ちゃんの所有していたものとまったく一緒(笑)
本当は色くらい別にしたかったんですが、気に入る色が他になかったので妥協です。
ま、ジャズベといったらこの色でしょ!ってくらいスタンダードな色なのでいいですよね。
それなりにお金出すことになっちゃいましたが、ベースはメインではないとはいえそれなりのもの買っとかないと後で後悔しそうなのでこれで良かったでしょう!!
そして早速練習開始。
結婚式でやる曲を慣れない指弾きでチャレンジ!!(これまではピックでしか弾いたことなかった)
そしたら、あっという間に中指の先が水ぶくれになりました(笑)
でもこのくらいでへこたれちゃいかん!!
練習あるのみですね!!
防音室にはできないけれど・・・【後編】 [音楽/ギターetc.]
さて、前回の続きですね。
今回は防音パネル製作の具体的な工程を書いていきます。
前回にも少し触れましたが、今回の条件は①窓を塞いで遮音すること②遮音だけでなく吸音して音を減退させられること③着脱可能であること④ローコストであることです。
この条件を満たす方法を例によってネットで検索。
いろいろなサイトを参考にし、窓枠と同サイズの木枠を組み、そのなかに吸音材を詰めて布でくるむことにしました。
木枠はホームセンターで適当な木材を入手すればいいし、布も中身が剥き出しにならなければいいというだけなので、どこかで安い生地を買うことにしました。
しかしここでネックになったのが吸音材。
通常吸音材には、壁などの断熱材として使用する『グラスウール』や『ロックウール』と呼ばれるものを使用するのが一般的だそうです。
これらは綿のような素材で、吸音性能をアップするにはそれらをギュッと圧縮し密度を高めたものを使用するのがベストだそう。
しかしこれらには短所があり、加工するのに少々技術がいりそうだということ。カットする際に細かい繊維が飛び散り、肌などに付着するとチクチクして仕方がないそう。
また、吸音ボードとして使うために圧縮し、板状にされた物が販売されているのですが、少々自分がイメージしていたよりコストがかかるのです。。
どうしようかと悩み、他にいいものはないかと模索を続けていると・・・
ありました!安価で加工もしやすく、『グラスウール』などに近い吸音性能を発揮できそうなもの!
それが、『ウレタン吸音材』。
ヤフオクでこの素材を販売している会社があり、すぐに購入しました。
価格は5,400円!
いいじゃないですか〜!!
それではこれを使って吸音ボードを作っていきましょう。
この『ウレタン吸音材』は食器洗い用のスポンジみたいな柔らかい素材なので、当初考えていた通り木枠を作って納める必要がありそうです。
そこで材料と道具を揃えるためにホームセンターへ。
まず、木枠はウレタンの厚み40mmにあわせ、そのくらいの物を探します。
しかし、残念ながら厚さ40mmぴったりの物には巡り会えず、ちょっと妥協して38mmのSPF材という比較的安価かつ、加工のしやすい柔らかめの木材をゲット!
全部で約2000円。
ちなみにホームセンターのカットサービス(1カット20円)を利用し、必要なサイズの物をそろえました。
更に、その木枠を支え、ウレタンをはめ込んだ時に向こう側に脱落してしまわないよう裏板をつけることにします。これには薄くてもある程度強度があるものが良かったのでMDF材をチョイスしました。
ベニヤが安くて良かったのですが、少々グニャグニャしてしまうので却下しました。
こちらは3枚で約2000円。こちらも必要なサイズに切ってもらいました。
それとパネルを簡単に取り外せるように取手も買いました。一つ138円×6ですね。
そして布ですが、これはユザワヤで。
一番安い布を買いました。約1300円でした。
それから、いくつか道具も。
木枠を作るためにボンドや木ネジ、それからタッカーも購入しました。
ホッチキスのようにバチンといくやつですね。
プロ仕様のものはかなり高価でしたが、このオモチャみたいなやつは580円とかでした!
これで必要なものは以上。
さぁやってみましょう!!
まずは木枠の組み立て。
ボンドで軽くくっつけて、タッカーで固定です。
固定した後四隅の内側からボンドで固めると尚強度が出ていいですね。
窓は2カ所。そのうち一つは大きいので二つにわけてパネルを作るので、以上の作業をサイズに合わせて計3つ作りました!
続いて裏板を取り付けましょう。
これは簡単に四隅とその間に木ネジを打って固定です。
これでOK。
ここにサイズに合わせて切ったウレタンをスポッとはめ込んで、布でくるみます。
裏側はボンドで貼り付け、念のため四隅と中央はタッカーでも固定しました。
最後に両サイドの木枠部分に取手を取り付けて完成です!
窓枠にはめてみた写真がコチラ!
めでたく完成しました!!
で、早速実験!!
効果がいかほどかって話ですね。
率直に言って効果はありました!!
計測器とかがないので数値で説明するのが今回は不可能なのですが、パネルなしでアコギの音量に合わせて鳴らしたCDの音(結構爆音)を外で聴くと歌詞がかなりちゃんと聴き取れましたが、パネルをはめると、ほんっとにうっすらしか聴こえなくなりました!!
完璧に遮音できるとは思っていなかったので、満足度としてはこれで十分です。
まぁ実際歌を歌ったり、ベースとか重低音だとどうかわかりませんが、確実に言えるのは「ないよりずっとマシ」ってこと。
なのでやった甲斐がありました!!
ところで、今回のコストですが全部で13,000円弱でした!
なかなかいい仕事しましたね!!
しかしですね、反省が少しありまして。。
一つはサイズをピッタリに作りすぎたということ・・・
正直キツすぎ・・・一応ここも計算したつもりだったんですがね。。
なんとか入らなくもないんですが、逆に外す時本当にキツくて。。
これはマズイなってことで実は一回布剥がしてサイドを削りました。
もう一つは木枠に使ったSPF材。
これが柔らかすぎて変形の恐れが。。
むしろ組む段階から違和感ありました・・・汗
まぁこれは裏板とも固定してるから大丈夫かなと思いますけどね。。
真似してみよっかなって方はそこらへん気をつけてみて下さいね〜
それでは。
今回は防音パネル製作の具体的な工程を書いていきます。
前回にも少し触れましたが、今回の条件は①窓を塞いで遮音すること②遮音だけでなく吸音して音を減退させられること③着脱可能であること④ローコストであることです。
この条件を満たす方法を例によってネットで検索。
いろいろなサイトを参考にし、窓枠と同サイズの木枠を組み、そのなかに吸音材を詰めて布でくるむことにしました。
木枠はホームセンターで適当な木材を入手すればいいし、布も中身が剥き出しにならなければいいというだけなので、どこかで安い生地を買うことにしました。
しかしここでネックになったのが吸音材。
通常吸音材には、壁などの断熱材として使用する『グラスウール』や『ロックウール』と呼ばれるものを使用するのが一般的だそうです。
これらは綿のような素材で、吸音性能をアップするにはそれらをギュッと圧縮し密度を高めたものを使用するのがベストだそう。
しかしこれらには短所があり、加工するのに少々技術がいりそうだということ。カットする際に細かい繊維が飛び散り、肌などに付着するとチクチクして仕方がないそう。
また、吸音ボードとして使うために圧縮し、板状にされた物が販売されているのですが、少々自分がイメージしていたよりコストがかかるのです。。
どうしようかと悩み、他にいいものはないかと模索を続けていると・・・
ありました!安価で加工もしやすく、『グラスウール』などに近い吸音性能を発揮できそうなもの!
それが、『ウレタン吸音材』。
ヤフオクでこの素材を販売している会社があり、すぐに購入しました。
価格は5,400円!
いいじゃないですか〜!!
それではこれを使って吸音ボードを作っていきましょう。
この『ウレタン吸音材』は食器洗い用のスポンジみたいな柔らかい素材なので、当初考えていた通り木枠を作って納める必要がありそうです。
そこで材料と道具を揃えるためにホームセンターへ。
まず、木枠はウレタンの厚み40mmにあわせ、そのくらいの物を探します。
しかし、残念ながら厚さ40mmぴったりの物には巡り会えず、ちょっと妥協して38mmのSPF材という比較的安価かつ、加工のしやすい柔らかめの木材をゲット!
全部で約2000円。
ちなみにホームセンターのカットサービス(1カット20円)を利用し、必要なサイズの物をそろえました。
更に、その木枠を支え、ウレタンをはめ込んだ時に向こう側に脱落してしまわないよう裏板をつけることにします。これには薄くてもある程度強度があるものが良かったのでMDF材をチョイスしました。
ベニヤが安くて良かったのですが、少々グニャグニャしてしまうので却下しました。
こちらは3枚で約2000円。こちらも必要なサイズに切ってもらいました。
それとパネルを簡単に取り外せるように取手も買いました。一つ138円×6ですね。
そして布ですが、これはユザワヤで。
一番安い布を買いました。約1300円でした。
それから、いくつか道具も。
木枠を作るためにボンドや木ネジ、それからタッカーも購入しました。
ホッチキスのようにバチンといくやつですね。
プロ仕様のものはかなり高価でしたが、このオモチャみたいなやつは580円とかでした!
これで必要なものは以上。
さぁやってみましょう!!
まずは木枠の組み立て。
ボンドで軽くくっつけて、タッカーで固定です。
固定した後四隅の内側からボンドで固めると尚強度が出ていいですね。
窓は2カ所。そのうち一つは大きいので二つにわけてパネルを作るので、以上の作業をサイズに合わせて計3つ作りました!
続いて裏板を取り付けましょう。
これは簡単に四隅とその間に木ネジを打って固定です。
これでOK。
ここにサイズに合わせて切ったウレタンをスポッとはめ込んで、布でくるみます。
裏側はボンドで貼り付け、念のため四隅と中央はタッカーでも固定しました。
最後に両サイドの木枠部分に取手を取り付けて完成です!
窓枠にはめてみた写真がコチラ!
めでたく完成しました!!
で、早速実験!!
効果がいかほどかって話ですね。
率直に言って効果はありました!!
計測器とかがないので数値で説明するのが今回は不可能なのですが、パネルなしでアコギの音量に合わせて鳴らしたCDの音(結構爆音)を外で聴くと歌詞がかなりちゃんと聴き取れましたが、パネルをはめると、ほんっとにうっすらしか聴こえなくなりました!!
完璧に遮音できるとは思っていなかったので、満足度としてはこれで十分です。
まぁ実際歌を歌ったり、ベースとか重低音だとどうかわかりませんが、確実に言えるのは「ないよりずっとマシ」ってこと。
なのでやった甲斐がありました!!
ところで、今回のコストですが全部で13,000円弱でした!
なかなかいい仕事しましたね!!
しかしですね、反省が少しありまして。。
一つはサイズをピッタリに作りすぎたということ・・・
正直キツすぎ・・・一応ここも計算したつもりだったんですがね。。
なんとか入らなくもないんですが、逆に外す時本当にキツくて。。
これはマズイなってことで実は一回布剥がしてサイドを削りました。
もう一つは木枠に使ったSPF材。
これが柔らかすぎて変形の恐れが。。
むしろ組む段階から違和感ありました・・・汗
まぁこれは裏板とも固定してるから大丈夫かなと思いますけどね。。
真似してみよっかなって方はそこらへん気をつけてみて下さいね〜
それでは。
防音室にはできないけれど・・・【前編】 [音楽/ギターetc.]
久しぶりの更新ですわ。
引っ越しをしたもので、バタバタとしていましてね。
戸建てのお家なんですよ〜♪
大きな夢が一つ叶いました!
で、です。
当たり前のように楽器やる部屋を作ったわけですけどね。
こういうとき、やはり音の問題は切っても切り離せないわけで。。
これまで住んでいたところは電車がすぐ近くを通っていてうるさかったもんだからあまり深く考えなかったんですけどね、今度のところはすごく閑静な住宅街なんですよね・・・
戸建てと言えど、外に漏れる音が近所の方の迷惑にならないとも限らない。
長く住むことも考えればこういったトラブルは避けるべきです。
やはりオトナですしね、隣近所への騒音対策はそれなりに考えないと!
さて、それではどうするのか。
例によってコストはかけられません。いや、かけたくないんですね。
なので防音室にするとか、防音ブースみたいなのを導入するのは無理!
と、いうことはいろいろ工夫したり、DIYでなんとかするしかないしょう!!
しかし一口に防音と言ってもですね、どうすりゃいいのか?と。
で、ネットで検索していきますとね、防音とは何か?どうするのが良いのか?といったことがいろいろ書いてあるわけです。
それらを読んでいるとまず、「音」についてよく理解をし、状況に合った適切な対策をしなければあまり意味がなさそうです。
そこでまずは防音の基礎的な知識から。
音には種類があって、それによって対策が異なりそうです。
空気を伝う「空気音」と床や壁を伝う「固体音」。
「空気音」はギターや歌声などがこれに該当。「固体音」は打楽器や足音、ベースの低音なんかもこれにあたるようです。
そして、音の防ぎ方にもパターンがあって・・・
音を吸収する「吸音」と、音を遮る「遮音」の二つです。
音を吸収し、熱エネルギーに変えることで音量を小さくすることを「吸音」といい、音を通過させず跳ね返すのが「遮音」だそうです。
さて、僕の場合、主にアコースティックギターと歌ですから、音のタイプとしては「空気音」が大半を占めるでしょう。
また、音の防ぎ方としては、外に漏らしたくないのだから「遮音」ですが、それだけだと室内で音が乱反射を起こすことは容易に考えられるので、ここは「吸音」についてもある程度考える必要がありそうです。
ちなみに僕の住まいは2×4(ツーバイフォー)という建築工法で、これは比較的気密性が高く、音や熱が通過しにくいんだそう。
引っ越し直後の空っぽの部屋はまるで風呂かと思う程音が響きまくっていました・・・(笑)
と、いうわけでなおさら「吸音」についての対策は必要そうですし、逆に「遮音」はとりあえずおいておいてもいいかもしれませんね。
さて、基礎知識はここのへんにして、実際の対策方法を練っていきます。
ほんの少しかじった程度の知識ですが、これを元に僕の部屋に必要かつ適した方法を考えてみます。
まず、上述した通り、「固体音」についてはとりあえずスルーでいいでしょう。
そもそも戸建てなので床などは気にする必要がない条件ですし、なにしろ音が跳ね返ってくるほどの部屋なので大丈夫だと思います。
それでは「空気音」をできるだけ緩和(吸音)する措置です。
これはできるだけ部屋に物を置くことある程度解消できそうです。
本棚やら、ソファーやら、デスクやら・・・クローゼットにしまえそうな物もあえて出してできるだけダイレクトに音が壁に当たらないようにしてみました。
しかしこれだけではまだまだ不十分。
問題は「窓」です。
上述の通り、気密性の高い建物ではありますが、さすがに薄っぺらいガラスの窓の部分は余裕で音は通過していくでしょう。
ここをなんとかしたい。
というか、塞ぎたい。。
ここだけは「遮音」が必要な部分であり、おそらくここが僕の考える騒音問題の元凶であり、ネックになっている部分だと考えます。
しかし、換気のことや、日当りのことなどを考慮すると板を打ち付けてしまうわけにもいかない。
そこで、取り外し可能な防音パネルを自作してはめ込めないかと考えたのです!
さて、どうやってパネルをつくるかな〜
続きは次回、後編で!!(笑)
引っ越しをしたもので、バタバタとしていましてね。
戸建てのお家なんですよ〜♪
大きな夢が一つ叶いました!
で、です。
当たり前のように楽器やる部屋を作ったわけですけどね。
こういうとき、やはり音の問題は切っても切り離せないわけで。。
これまで住んでいたところは電車がすぐ近くを通っていてうるさかったもんだからあまり深く考えなかったんですけどね、今度のところはすごく閑静な住宅街なんですよね・・・
戸建てと言えど、外に漏れる音が近所の方の迷惑にならないとも限らない。
長く住むことも考えればこういったトラブルは避けるべきです。
やはりオトナですしね、隣近所への騒音対策はそれなりに考えないと!
さて、それではどうするのか。
例によってコストはかけられません。いや、かけたくないんですね。
なので防音室にするとか、防音ブースみたいなのを導入するのは無理!
と、いうことはいろいろ工夫したり、DIYでなんとかするしかないしょう!!
しかし一口に防音と言ってもですね、どうすりゃいいのか?と。
で、ネットで検索していきますとね、防音とは何か?どうするのが良いのか?といったことがいろいろ書いてあるわけです。
それらを読んでいるとまず、「音」についてよく理解をし、状況に合った適切な対策をしなければあまり意味がなさそうです。
そこでまずは防音の基礎的な知識から。
音には種類があって、それによって対策が異なりそうです。
空気を伝う「空気音」と床や壁を伝う「固体音」。
「空気音」はギターや歌声などがこれに該当。「固体音」は打楽器や足音、ベースの低音なんかもこれにあたるようです。
そして、音の防ぎ方にもパターンがあって・・・
音を吸収する「吸音」と、音を遮る「遮音」の二つです。
音を吸収し、熱エネルギーに変えることで音量を小さくすることを「吸音」といい、音を通過させず跳ね返すのが「遮音」だそうです。
さて、僕の場合、主にアコースティックギターと歌ですから、音のタイプとしては「空気音」が大半を占めるでしょう。
また、音の防ぎ方としては、外に漏らしたくないのだから「遮音」ですが、それだけだと室内で音が乱反射を起こすことは容易に考えられるので、ここは「吸音」についてもある程度考える必要がありそうです。
ちなみに僕の住まいは2×4(ツーバイフォー)という建築工法で、これは比較的気密性が高く、音や熱が通過しにくいんだそう。
引っ越し直後の空っぽの部屋はまるで風呂かと思う程音が響きまくっていました・・・(笑)
と、いうわけでなおさら「吸音」についての対策は必要そうですし、逆に「遮音」はとりあえずおいておいてもいいかもしれませんね。
さて、基礎知識はここのへんにして、実際の対策方法を練っていきます。
ほんの少しかじった程度の知識ですが、これを元に僕の部屋に必要かつ適した方法を考えてみます。
まず、上述した通り、「固体音」についてはとりあえずスルーでいいでしょう。
そもそも戸建てなので床などは気にする必要がない条件ですし、なにしろ音が跳ね返ってくるほどの部屋なので大丈夫だと思います。
それでは「空気音」をできるだけ緩和(吸音)する措置です。
これはできるだけ部屋に物を置くことある程度解消できそうです。
本棚やら、ソファーやら、デスクやら・・・クローゼットにしまえそうな物もあえて出してできるだけダイレクトに音が壁に当たらないようにしてみました。
しかしこれだけではまだまだ不十分。
問題は「窓」です。
上述の通り、気密性の高い建物ではありますが、さすがに薄っぺらいガラスの窓の部分は余裕で音は通過していくでしょう。
ここをなんとかしたい。
というか、塞ぎたい。。
ここだけは「遮音」が必要な部分であり、おそらくここが僕の考える騒音問題の元凶であり、ネックになっている部分だと考えます。
しかし、換気のことや、日当りのことなどを考慮すると板を打ち付けてしまうわけにもいかない。
そこで、取り外し可能な防音パネルを自作してはめ込めないかと考えたのです!
さて、どうやってパネルをつくるかな〜
続きは次回、後編で!!(笑)
J-45を自分でリペアしてみました。 [音楽/ギターetc.]
まったく話題の尽きないギターであります。
今度はリペア。
買ったばかりだというのにもう。
これが初期不良とかで責任がメーカーにあるとかだったらまだわかるんですが、なんと自分の責任。。
何をしたかって?
掃除機を掛けていたんですよ。
その時、ギターの側に置いてあったカメラの三脚に引っ掛けてしまって。。
倒れた三脚がボディを直撃!
ご覧の通りの打痕が残ってしまったというわけ。。
まぁこの手のアクシデントはギターを日頃から弾いているとよくあることではあるのですが、如何せん早すぎる・・・
まだ買って2ヵ月も経っていない。。
しかも写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構ボコッといってしまった。。
だからさすがにショックなわけで、元通りにしてやろうと思ったわけです。
以前、昔から愛用しているテレキャスターのリフィニッシュ(※こちらを参照)もしてみた僕ですから、このくらいの傷だったら塗料を盛ってわからなくすることくらいできるだろうと考えました!
しかし、これがなかなか簡単にはいかなかった。。
それでもなんとかやりきりましたので参考にしたいという方がもしいらっしゃれば以下をお読み下さい。
①打痕の復元を試みる
ギターのボディは言うまでもなく木でできていて、今も生きているのです。
多少の凹みなら水分と熱を与えることで、元の状態に戻ろうとする性質があります。
この性質を利用してまずは打痕の復元を試みてみましょう。
用意するのはギターを拭いたりするときのクロスと、ハンダゴテです。
クロスを濡らしてボディにあて、その上から熱を与えます。
あんまりぎゅーっと押し付けると焦げたり塗装がやられそうなので、1秒押し当てて離す、またもう1秒押し当てて・・・の繰り返しでいきましょう。
何度かやっているうちに、確かに多少ではありますが、木が膨らみ、復元してきました。
あ、ここで余談ですが、ハンダゴテがまたしても僕の不注意により、傷の横に直に触れてしまいました・・・傷がもう一つ増えました(苦笑)
まぁ傷が2つでも3つでもそう変わりはしません。
一緒に直します。
②傷のささくれをとる
ここで打痕の塗装部分のささくれをとります。
コーティング部分がパキッと割れた感じになっていて、ささくれた感じ。
この後同じラッカーを盛るので関係ないかもしれませんが、なんとなく気になるのでいったん研磨。
水研ぎ用の耐水ペーパー1200番を使用しました。
③ラッカーを盛る
さて、塗装に入ります。
純粋なラッカーのリキッドがあれば良かったのですが、それはないので、リフィニッシュでも使用したラッカースプレーを紙に吹き付け、それを筆でとり、塗っていくことにしました。
一番右のやつですね。
盛り上がるようにして塗っていきます。
この状態でしばらく乾かしましょう。
本来なら数日間乾かすのがベストですが、なにぶんせっかちなものですから、丸一日でOKといたしましょう。
ですが、ここで問題が発生。。
乾いたものを見てみると、盛ったはずの場所が逆に凹んでいる。。
さらに盛る必要があるみたい。
また丸一日か・・・。
④研磨する
研磨は耐水ペーパーの1000番、1200番、1500番を順に使用して水研ぎ。
ちなみに番号が若ければ若い程目の粗いペーパーということになります。なので粗い方から徐々に細かい目のものにしていくのです。
これは結構大変。平面が出るまで根気よくやっていきます。
面の平らな角材みたいなものにペーパーを巻いて磨くと平面が出やすいです。
ただ今回はピンポイントで磨くのでなんともいえません。。
だいたい平面が出たかなってくらいまで研磨したら最後の仕上げ。
コンパウンドでの磨き上げです。
ペーパーだけでは残ってしまう細かな傷を、さらに細かい粒子のコンパウンドで磨くことにより、鏡のようにものが映るくらいまで綺麗に磨くことができます。
液を古いTシャツにつけて塗り付けるようにしてこすっていきます。
こちらも水研ぎ同様、粒子が粗いものから細かいものまで3段階あるので、順番に細かくしていきます。
これで完成!!
と思いきや、意外にくぼみがまだ目立つ。。
おまけに打痕のまわりのもともとの塗装もだいぶ磨いたもんだから、うっすらとクレーター状になっている感じ(写真ではわからないので写真はありません)。。
いろいろと悩んだ挙げ句、打痕の周辺を含め、部分的にラッカーをスプレーで吹き、磨くことにしました。
塗るところをスプレーに変えただけで、以上の③と④工程を繰り返します。
この作業も1回では不十分で2回繰り返しました。
そして完成したのがこちら!!
いかがでしょうか?
まったく写真では傷跡がわからないくらいまで復元できました!!
しかしながら実際、光の当り方次第ではよく見ると傷の場所がうっすらと色が異なっていて確認できますし、ラッカーを吹いたところとそうでないところの境目がよく見るとわかる。
それにオリジナルのフィニッシュは、木目のボコボコ感がうっすらと残っているのですが、これが打痕周辺の研磨した部分は真っ平らになっちゃいましたね・・・(汗)
まぁいずれにしてもパッと見はまったくわからないのでとりあえずは満足です!!
これからはこんなことをしないで済むよう、気をつけて扱わなければ。。
それでは!
今度はリペア。
買ったばかりだというのにもう。
これが初期不良とかで責任がメーカーにあるとかだったらまだわかるんですが、なんと自分の責任。。
何をしたかって?
掃除機を掛けていたんですよ。
その時、ギターの側に置いてあったカメラの三脚に引っ掛けてしまって。。
倒れた三脚がボディを直撃!
ご覧の通りの打痕が残ってしまったというわけ。。
まぁこの手のアクシデントはギターを日頃から弾いているとよくあることではあるのですが、如何せん早すぎる・・・
まだ買って2ヵ月も経っていない。。
しかも写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構ボコッといってしまった。。
だからさすがにショックなわけで、元通りにしてやろうと思ったわけです。
以前、昔から愛用しているテレキャスターのリフィニッシュ(※こちらを参照)もしてみた僕ですから、このくらいの傷だったら塗料を盛ってわからなくすることくらいできるだろうと考えました!
しかし、これがなかなか簡単にはいかなかった。。
それでもなんとかやりきりましたので参考にしたいという方がもしいらっしゃれば以下をお読み下さい。
①打痕の復元を試みる
ギターのボディは言うまでもなく木でできていて、今も生きているのです。
多少の凹みなら水分と熱を与えることで、元の状態に戻ろうとする性質があります。
この性質を利用してまずは打痕の復元を試みてみましょう。
用意するのはギターを拭いたりするときのクロスと、ハンダゴテです。
クロスを濡らしてボディにあて、その上から熱を与えます。
あんまりぎゅーっと押し付けると焦げたり塗装がやられそうなので、1秒押し当てて離す、またもう1秒押し当てて・・・の繰り返しでいきましょう。
何度かやっているうちに、確かに多少ではありますが、木が膨らみ、復元してきました。
あ、ここで余談ですが、ハンダゴテがまたしても僕の不注意により、傷の横に直に触れてしまいました・・・傷がもう一つ増えました(苦笑)
まぁ傷が2つでも3つでもそう変わりはしません。
一緒に直します。
②傷のささくれをとる
ここで打痕の塗装部分のささくれをとります。
コーティング部分がパキッと割れた感じになっていて、ささくれた感じ。
この後同じラッカーを盛るので関係ないかもしれませんが、なんとなく気になるのでいったん研磨。
水研ぎ用の耐水ペーパー1200番を使用しました。
③ラッカーを盛る
さて、塗装に入ります。
純粋なラッカーのリキッドがあれば良かったのですが、それはないので、リフィニッシュでも使用したラッカースプレーを紙に吹き付け、それを筆でとり、塗っていくことにしました。
一番右のやつですね。
盛り上がるようにして塗っていきます。
この状態でしばらく乾かしましょう。
本来なら数日間乾かすのがベストですが、なにぶんせっかちなものですから、丸一日でOKといたしましょう。
ですが、ここで問題が発生。。
乾いたものを見てみると、盛ったはずの場所が逆に凹んでいる。。
さらに盛る必要があるみたい。
また丸一日か・・・。
④研磨する
研磨は耐水ペーパーの1000番、1200番、1500番を順に使用して水研ぎ。
ちなみに番号が若ければ若い程目の粗いペーパーということになります。なので粗い方から徐々に細かい目のものにしていくのです。
これは結構大変。平面が出るまで根気よくやっていきます。
面の平らな角材みたいなものにペーパーを巻いて磨くと平面が出やすいです。
ただ今回はピンポイントで磨くのでなんともいえません。。
だいたい平面が出たかなってくらいまで研磨したら最後の仕上げ。
コンパウンドでの磨き上げです。
ペーパーだけでは残ってしまう細かな傷を、さらに細かい粒子のコンパウンドで磨くことにより、鏡のようにものが映るくらいまで綺麗に磨くことができます。
液を古いTシャツにつけて塗り付けるようにしてこすっていきます。
こちらも水研ぎ同様、粒子が粗いものから細かいものまで3段階あるので、順番に細かくしていきます。
これで完成!!
と思いきや、意外にくぼみがまだ目立つ。。
おまけに打痕のまわりのもともとの塗装もだいぶ磨いたもんだから、うっすらとクレーター状になっている感じ(写真ではわからないので写真はありません)。。
いろいろと悩んだ挙げ句、打痕の周辺を含め、部分的にラッカーをスプレーで吹き、磨くことにしました。
塗るところをスプレーに変えただけで、以上の③と④工程を繰り返します。
この作業も1回では不十分で2回繰り返しました。
そして完成したのがこちら!!
いかがでしょうか?
まったく写真では傷跡がわからないくらいまで復元できました!!
しかしながら実際、光の当り方次第ではよく見ると傷の場所がうっすらと色が異なっていて確認できますし、ラッカーを吹いたところとそうでないところの境目がよく見るとわかる。
それにオリジナルのフィニッシュは、木目のボコボコ感がうっすらと残っているのですが、これが打痕周辺の研磨した部分は真っ平らになっちゃいましたね・・・(汗)
まぁいずれにしてもパッと見はまったくわからないのでとりあえずは満足です!!
これからはこんなことをしないで済むよう、気をつけて扱わなければ。。
それでは!