ウクレレをディスプレイしよう!【後編】 [音楽/ギターetc.]
それでは、いよいよやり方を説明していきます!
①板に石膏ボード用フックを引っ掛ける穴をあける
最初にして、最大の難関がココ。
家にあった適当な板を加工することにしました。
板の裏にフックを引っ掛けられるような金具をつけようかとも考えましたが、それだと板と壁との間にその金具分の隙間が開くことになるので不安定で嫌だなと思いやめました。板の上の部分に金具でもいいかなと思いましたが、それは露骨に吊ってるのが見えちゃうのでやめることにします。
結論としては、板に穴をあけてフックを埋め込むような仕組みにすることにします。
家にあった板のサイズは450×120×18mmのパイン集成材でした。そのまま使います。
板はなんでもいいと思いますが、フックの耐荷重量が5kg。これを二つ使う計画なので10kgです。なので、あまり重たい板は避けた方がよろしいかと思います。特にエレキギターなんかは重いですから、そういう用途の場合は尚更注意して下さい。
穴はドリルであけるわけですが、この時フックの形になるようにななめに角度をつけました。
これの両サイドに穴をあけますのでまずは位置を決めます。
フックはこれです。ピンを刺すとこだけ板からはみ出るように穴をあけます。
さらにフックの厚みがありますから、板の方にくぼみをつけました。これもドリルでチマチマやりました 笑
フックがピッタリ入るようになりました!
②壁にフックを取り付ける
ここはそんなに問題ないかと思いますが、ポイントとしては壁の柱を外して石膏ボードに打ち付けること。石膏ボード用のピンですからね。
柱の探し方は専用の工具を使うってのが一番確実ですが、うちにはないので、壁を手で叩いて音で判断。叩いた時にドンドンと硬く鈍い音の場所は柱。逆にポコポコとなんとなく空洞があるかな?って感じの軽くスカスカした音の場所が石膏ボードです。
…この説明でわかるかな?笑
フックに板をかけながら傾きなど確認しつつピンを打つ位置を慎重に探して決めたら、フックをテープで仮固定してピンを打ちます。コインなど硬いものでピンをブスっと押し込めばOK。このフックは3本のピンで固定です。
これで板をとりあえずぶら下げられるようになりました。
しかしこれでは終わりません。この板は裏板として使用します。
次に市販のギターハンガーを取り付ける工程です。
③表板の作成
裏板の準備が整ったら、表板と言いますか、化粧板を作っていきます。
パイン集成材も悪くないんですが、ちょっとオシャレさが足りませんね。
しかも少し薄いのです。購入したギターハンガーのビスの方が板の厚みより長いため貫通してしまう…
そこで用意したのがこれ。
サーモンウッドというもので、主にウッドデッキやプランターなどに使用されるものです。防腐剤が塗られてるのでしょうか?いい感じの色ですよね。
簡単に言えばこれを先ほどの裏板に貼り付け、二枚重ねにして使うことにします。
サイズは500×150×12mmで裏板より少し大きめです。
少し大きめにすることで裏板を完全に見えなくし、また、少しだけ顔を出してしまってるフックまで隠れるというわけです。
両サイドには18mm幅にカットしたものも用意し、裏板が横から見えないように貼りました。
貼り付けはボンドで大丈夫です。あとでギターハンガーの長いビスを打ちますので、それでしっかり固定されます。
④ギターハンガー取り付け
さぁ、いよいよ仕上げ。ここは問題ないでしょう。念のためもう一度ビスの長さが板より短いか確認した後、取り付けの位置を決めます。
今回は2個つけるので、500mmを4で割り端から125mmの位置につけることにしました。
板が割れないよう、ドリルで穴をあけてからネジを入れましょう。
これで完成です!!
フックにもしっかり引っ掛けられました!
上部しか固定してないので多少はガタつきますが、重さに耐えられないという事もなく、安定してます。
フックも見事に隠れて打ち付けてあるみたいでしょ?
いい感じにできました!
最後に今回の材料とかかった費用を紹介しておきますね。
・パイン集成材(450×120×18mm)…タダ
・サーモンウッド(500×150×12mmと18×150×12mmを2個)…750円
・ギターハンガー(2個)…650円
・石膏ボード用フック(2個)…100円
合計:約1600円
手軽なコストでリビングの空間が少しオシャレになりました。
2018-06-21 13:00
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