エリクサーを張ってみた。 [音楽/ギターetc.]
こんにちは。
ここんところ毎日ブログを更新しております、木村です。
我ながらこんなにネタが豊富にあることに驚きでございます。
まぁネタと呼べる程たいしたものですか?って言われればそこまでなんですけどね(笑)
さて、昨日ポインテッドラージガードに貼り替えたぜ!なんて記事をあげましたが、その直後に実は弦も張り替えてみました。
今回ちょっと良いギターを買ったもんですから、弦にもちょっとこだわってみようかなって思い、いつもと違う物を選んで張ってみたので、その手応えというか感想を記録しておこうと思います。
まずもってです。
ワタクシね、中学生の時からしばらくギターをやっておりますが、あまり弦というものに頓着がなかったんです。
なんというか、どれも似たり寄ったりなんじゃないかなぁ〜と漠然と思ってましてですね、はい。
新しい弦を張ると綺麗な音に戻る感じはよくわかるんです。
で、むしろその綺麗すぎる感じが嫌で、2〜3日たった後のちょっとこなれた感じの音が好きなんです。
でもその音ってなかなか長続きはしないもので、2〜3週間もたてば新品のキラキラした感じは一切なくなるし、なんだか弦が硬くなって弾きにくくなるんですよね。
金属ですから劣化するんですよね。空気に触れるせいだったり、手の油とかが付着するせいってことでよろしいでしょう。
そんなこんなで、ライブの3日前とかに張り替えるのが僕の中の基本パターンだったわけです。
そしてライブがなけりゃ、切れるまで張り替えないというなんとも無精な奴でございます(笑)
そんでもってどんな弦を今まで使っていたかというと、アコギにはMartinのライトゲージを。エレキギターにはD'Addarioのレギュラーライトゲージを張っておりました。
先ほど頓着してないなんて書きましたが、一応いくつか試した末、自分にとって弾きやすい硬さ、好きな音、そして値段や寿命などなど、これらの条件のバランスが良いものを選び、しばらくそれで落ち着いていました。
まぁなんというか、「どうせ消耗品なんだから値段ができるだけ安くて、なおかつ許せる範囲の音であれば良し」ってくらいなもんです。
まぁそのくらいにしか考えず、あまり深く研究しようとしたことがなかったわけですね。
でも、一応言っておきますが、アコギに関してはMartinの素朴な音と言うか、オールマイティーな感じの音好きだったんですよ。ま、でも一番の理由はそこそこ安いからでしたけどね(笑)
さて、そんなワタクシですが、今回のJ-45購入をきっかけに、弦について少し調べてみよう、考えてみようとなったわけです。
調べるといろいろ出てきます。
ものによって値段もピンキリ。
メーカーいろいろ。よって音もいろいろ。
「このギターにはコレが一番合う!」「いや、私はこれ一筋です」なんて意見も飛び交ってますし、弦の太さによるテンションのかかり具合でネックやボディに負担がかかるとかね。いろいろ勉強になりました。
その中で、一番気になったのが「弦の寿命」について。
ここ、一番重要だと思うんです。
もっと言えば寿命と値段とのバランス。
あ、ここでいう「弦の寿命」っていうのは、「切れるまで」ではなく、「いい音がする期間」と考えて下さいね。
考え方はいろいろですが、張った瞬間最高の音色でも、寿命が1〜2日じゃ話になんない、と僕は思います。
だって毎日ギター触れるわけでもなけりゃ、弾く度に弦交換するわけにもいかない。そんなん面倒くさすぎるし、そんなに弦にお金かけてらんないですもん。。
そうなると、寿命って大事じゃないですか。
そこで行きついたのが「Elixir」という弦です。
これ、ミュージシャンの間では割と有名だし、人気です。
僕も前からその名前は知っています。
でもね、これめっちゃ高いんですよ(笑)
だから、もう「高価」ってだけで僕はパスしちゃってた。「そんなん買えねぇよ!」って(笑)
恥ずかしながら、なんで高いのかを考えたこともなけりゃ、気にしたこともなかったです。。
(まぁここが弦には無頓着だったということの証明ですね・・・)
しかし、なんでこんな高いんだろ?
今回やっと気にしてみました。調べてみました。
だってね、いつも張っていたMartinのは580円とかなのに、Elixir2000円超えるんです。。
なんでよ?そんな良い音するわけ?って思ってましたが、そうじゃない。
あ、まぁそれもあるんだろうけど、それだけじゃない。
寿命がめちゃめちゃ長いんですって!!
場合によっちゃ、半年とか良い音がキープできるそう。
すげぇ!!!(笑)
もし本当だったら、それは本当にすごい。
だって、いつものMartin、僕が良いと思える音が鳴ってくれるの、良くて2〜3週間ですから(笑)
なんでも、弦に特殊なコーティングされているそうで、サビに強いんですって。
そんなコーティングがされているのに、音をダメにしないからすごいんですって。人気があるんですって。
コーティング弦て、調べたら他にも頑張ってるメーカーさんあるみたいでしたけど、一番最初にやったのがElixirだし、現状、その市場のトップを独走しているみたい。
調べていてそういう印象を受けました。
そんじゃ試してみるしかないな!
だって、仮にいつものMartinの寿命を大目に見て1ヵ月として、それが約580円。
で、Elixirの寿命が半年で約2200円。つまり6で割って1か月約370円。
あ、本当に長持ちしたらMartinより安いじゃん。半年もたなかったとしても4ヵ月でだいたいどっこいどっこいですもんね。
まぁ、しかし、値段と寿命だけじゃないですよ。それなりに音も気にはなります。
だから、まぁ試してみましょう。それだけの価値はありそうですからね。
Elixir Acoustic Phosphor Bronze with NANOWEB coating
Elixirといってもいろいろバリエーションがあるようです。
ゲージ(太さ)もそうですし、コーティングにも種類があるそうです。
どれにしようかと思いましたが、ここはあえて一番高価で、メーカーが売りにしている商品にしてみました。
さらに、お店の人に「エリクサーは同じゲージでも他のメーカーより若干太い感触」とのことだったので、いつもより細いエクストラライトをチョイスしてみました。
ワクワクドキドキしながら弦交換。
不思議なもんです。弦交換がこんなに楽しいなんて(笑)
しかし、このおそらくは出荷時から張られてる弦はどこのなんだろ?
Gibsonの純正かな。そういや楽器屋の人が、D'Addarioを使ってることも多いとか言ってたね。まさか、ライバルのMartinの弦を使ってるってことはないだろうしね(笑)
しかし、ギターのシリアルナンバー見る限り、7月に生産されたものだから、その時から張ってあるんだもんな〜
ずいぶんたってる割りには、音の感触がよかった。古い弦が張ってあるからこその雰囲気だったかもしれんな〜
しかし、そう考えると、弦買えたら良くも悪くも音変わっちゃうだろうな〜・・・(苦笑)
さ、そんなこと考えながら弦交換完了。
弾いてみましょうか!!
うん。思った通りだ!
音が全然変わっちまった!!!(笑)
まぁとりあえず感想を。
飽くまで主観ですが、綺麗な音です。キラキラです。
なんつーか、Gibsonなのに綺麗な音出てます(笑)
で、ゲージが少し細い分、弾きやすいです。
そのかわり低音のパンチがやや落ちました。。
ん〜これって、これでいいのかな?J-45・・・(笑)
まぁ、これが正直な感想です。
全然悪くはないです。
綺麗な音なのは非常に良いです。アルペジオとかだいぶ良いですし、コード弾いた時のまとまり感みたいなのが出ました。
でも、Gibsonらしいドンシャリ感、僕が気に入ったポイントである低音の部分がやや薄れてしまいました。。
まぁ新品の弦って、だいたいこう。だから許容範囲です。
ただ、まぁこれがどれだけ長持ちするのか。
そこが今回の一番のポイントですよ。
本当にこのままの音なのかな?それはそれで嫌だな・・・(笑)もうちょっとこなれてほしいもんだ。
いずれにしても、数ヶ月後、あるいは半年後に真価が問われるのですね。
ちょっと楽しみです。
で、次はまた別の弦を試してみたいですね!
綺麗な音もいいし、寿命の面でのコストパフォーマンスも大変魅力ですが・・・
やっぱGibson J-45、もう少し低音鳴って欲しいですから(笑)
ここんところ毎日ブログを更新しております、木村です。
我ながらこんなにネタが豊富にあることに驚きでございます。
まぁネタと呼べる程たいしたものですか?って言われればそこまでなんですけどね(笑)
さて、昨日ポインテッドラージガードに貼り替えたぜ!なんて記事をあげましたが、その直後に実は弦も張り替えてみました。
今回ちょっと良いギターを買ったもんですから、弦にもちょっとこだわってみようかなって思い、いつもと違う物を選んで張ってみたので、その手応えというか感想を記録しておこうと思います。
まずもってです。
ワタクシね、中学生の時からしばらくギターをやっておりますが、あまり弦というものに頓着がなかったんです。
なんというか、どれも似たり寄ったりなんじゃないかなぁ〜と漠然と思ってましてですね、はい。
新しい弦を張ると綺麗な音に戻る感じはよくわかるんです。
で、むしろその綺麗すぎる感じが嫌で、2〜3日たった後のちょっとこなれた感じの音が好きなんです。
でもその音ってなかなか長続きはしないもので、2〜3週間もたてば新品のキラキラした感じは一切なくなるし、なんだか弦が硬くなって弾きにくくなるんですよね。
金属ですから劣化するんですよね。空気に触れるせいだったり、手の油とかが付着するせいってことでよろしいでしょう。
そんなこんなで、ライブの3日前とかに張り替えるのが僕の中の基本パターンだったわけです。
そしてライブがなけりゃ、切れるまで張り替えないというなんとも無精な奴でございます(笑)
そんでもってどんな弦を今まで使っていたかというと、アコギにはMartinのライトゲージを。エレキギターにはD'Addarioのレギュラーライトゲージを張っておりました。
先ほど頓着してないなんて書きましたが、一応いくつか試した末、自分にとって弾きやすい硬さ、好きな音、そして値段や寿命などなど、これらの条件のバランスが良いものを選び、しばらくそれで落ち着いていました。
まぁなんというか、「どうせ消耗品なんだから値段ができるだけ安くて、なおかつ許せる範囲の音であれば良し」ってくらいなもんです。
まぁそのくらいにしか考えず、あまり深く研究しようとしたことがなかったわけですね。
でも、一応言っておきますが、アコギに関してはMartinの素朴な音と言うか、オールマイティーな感じの音好きだったんですよ。ま、でも一番の理由はそこそこ安いからでしたけどね(笑)
さて、そんなワタクシですが、今回のJ-45購入をきっかけに、弦について少し調べてみよう、考えてみようとなったわけです。
調べるといろいろ出てきます。
ものによって値段もピンキリ。
メーカーいろいろ。よって音もいろいろ。
「このギターにはコレが一番合う!」「いや、私はこれ一筋です」なんて意見も飛び交ってますし、弦の太さによるテンションのかかり具合でネックやボディに負担がかかるとかね。いろいろ勉強になりました。
その中で、一番気になったのが「弦の寿命」について。
ここ、一番重要だと思うんです。
もっと言えば寿命と値段とのバランス。
あ、ここでいう「弦の寿命」っていうのは、「切れるまで」ではなく、「いい音がする期間」と考えて下さいね。
考え方はいろいろですが、張った瞬間最高の音色でも、寿命が1〜2日じゃ話になんない、と僕は思います。
だって毎日ギター触れるわけでもなけりゃ、弾く度に弦交換するわけにもいかない。そんなん面倒くさすぎるし、そんなに弦にお金かけてらんないですもん。。
そうなると、寿命って大事じゃないですか。
そこで行きついたのが「Elixir」という弦です。
これ、ミュージシャンの間では割と有名だし、人気です。
僕も前からその名前は知っています。
でもね、これめっちゃ高いんですよ(笑)
だから、もう「高価」ってだけで僕はパスしちゃってた。「そんなん買えねぇよ!」って(笑)
恥ずかしながら、なんで高いのかを考えたこともなけりゃ、気にしたこともなかったです。。
(まぁここが弦には無頓着だったということの証明ですね・・・)
しかし、なんでこんな高いんだろ?
今回やっと気にしてみました。調べてみました。
だってね、いつも張っていたMartinのは580円とかなのに、Elixir2000円超えるんです。。
なんでよ?そんな良い音するわけ?って思ってましたが、そうじゃない。
あ、まぁそれもあるんだろうけど、それだけじゃない。
寿命がめちゃめちゃ長いんですって!!
場合によっちゃ、半年とか良い音がキープできるそう。
すげぇ!!!(笑)
もし本当だったら、それは本当にすごい。
だって、いつものMartin、僕が良いと思える音が鳴ってくれるの、良くて2〜3週間ですから(笑)
なんでも、弦に特殊なコーティングされているそうで、サビに強いんですって。
そんなコーティングがされているのに、音をダメにしないからすごいんですって。人気があるんですって。
コーティング弦て、調べたら他にも頑張ってるメーカーさんあるみたいでしたけど、一番最初にやったのがElixirだし、現状、その市場のトップを独走しているみたい。
調べていてそういう印象を受けました。
そんじゃ試してみるしかないな!
だって、仮にいつものMartinの寿命を大目に見て1ヵ月として、それが約580円。
で、Elixirの寿命が半年で約2200円。つまり6で割って1か月約370円。
あ、本当に長持ちしたらMartinより安いじゃん。半年もたなかったとしても4ヵ月でだいたいどっこいどっこいですもんね。
まぁ、しかし、値段と寿命だけじゃないですよ。それなりに音も気にはなります。
だから、まぁ試してみましょう。それだけの価値はありそうですからね。
Elixir Acoustic Phosphor Bronze with NANOWEB coating
Elixirといってもいろいろバリエーションがあるようです。
ゲージ(太さ)もそうですし、コーティングにも種類があるそうです。
どれにしようかと思いましたが、ここはあえて一番高価で、メーカーが売りにしている商品にしてみました。
さらに、お店の人に「エリクサーは同じゲージでも他のメーカーより若干太い感触」とのことだったので、いつもより細いエクストラライトをチョイスしてみました。
ワクワクドキドキしながら弦交換。
不思議なもんです。弦交換がこんなに楽しいなんて(笑)
しかし、このおそらくは出荷時から張られてる弦はどこのなんだろ?
Gibsonの純正かな。そういや楽器屋の人が、D'Addarioを使ってることも多いとか言ってたね。まさか、ライバルのMartinの弦を使ってるってことはないだろうしね(笑)
しかし、ギターのシリアルナンバー見る限り、7月に生産されたものだから、その時から張ってあるんだもんな〜
ずいぶんたってる割りには、音の感触がよかった。古い弦が張ってあるからこその雰囲気だったかもしれんな〜
しかし、そう考えると、弦買えたら良くも悪くも音変わっちゃうだろうな〜・・・(苦笑)
さ、そんなこと考えながら弦交換完了。
弾いてみましょうか!!
うん。思った通りだ!
音が全然変わっちまった!!!(笑)
まぁとりあえず感想を。
飽くまで主観ですが、綺麗な音です。キラキラです。
なんつーか、Gibsonなのに綺麗な音出てます(笑)
で、ゲージが少し細い分、弾きやすいです。
そのかわり低音のパンチがやや落ちました。。
ん〜これって、これでいいのかな?J-45・・・(笑)
まぁ、これが正直な感想です。
全然悪くはないです。
綺麗な音なのは非常に良いです。アルペジオとかだいぶ良いですし、コード弾いた時のまとまり感みたいなのが出ました。
でも、Gibsonらしいドンシャリ感、僕が気に入ったポイントである低音の部分がやや薄れてしまいました。。
まぁ新品の弦って、だいたいこう。だから許容範囲です。
ただ、まぁこれがどれだけ長持ちするのか。
そこが今回の一番のポイントですよ。
本当にこのままの音なのかな?それはそれで嫌だな・・・(笑)もうちょっとこなれてほしいもんだ。
いずれにしても、数ヶ月後、あるいは半年後に真価が問われるのですね。
ちょっと楽しみです。
で、次はまた別の弦を試してみたいですね!
綺麗な音もいいし、寿命の面でのコストパフォーマンスも大変魅力ですが・・・
やっぱGibson J-45、もう少し低音鳴って欲しいですから(笑)
はじめまして。
J45持ちでエリクサー張った数日後にギブソン弦に戻しました。やっぱりエリクサーの低音はちょっとだめですよね(^_^;)
by CFD (2019-03-26 19:07)